Level 4 実践: AGENTS.md で作業条件を固定する
対象読者: Codex Level 4 の委任範囲と完了条件を、実際のリポジトリ作業で身につけたい方
前提知識: Level 3 を完了していること
このチュートリアルについて
このチュートリアルでは、Codex へ渡す作業範囲、成果物、確認条件を実際のリポジトリ作業に沿って整理します。
同じ規約を毎回プロンプトへ書くと、抜けや表現の揺れが生まれます。Level 4 では技術スタック、編集境界、検証、禁止事項をリポジトリの指示として固定します。
このレベルで完成するもの
AGENTS.md と領域別ルールを完成させます。作業量の多さではなく、Level 4 の委任範囲と確認条件を再現できることが目標です。
Step 1: 依頼の境界を決める
Codex に渡す前に、目的、対象、対象外、完了条件を短く書きます。次の依頼文をプロジェクトに合わせて調整してください。
このリポジトリで繰り返し必要になる作業条件を AGENTS.md に整理してください。既存ルールを重複させず、詳細ルールへの導線、検証コマンド、禁止事項を簡潔に記載してください。確認: Codex が作業を始める前に、対象範囲と不明点を説明できれば次へ進みます。
Step 2: 実践する
- ルート
AGENTS.mdにプロジェクト概要、読む順序、主要コマンドを書く。 - 必要な場合だけサブディレクトリに対象範囲の狭い
AGENTS.mdを置く。 - 新しいスレッドで調査を依頼し、指示が読み取られているか確認する。
一度に範囲を広げず、各段階の差分や出力を確認してから次へ進みます。
Step 3: 完了条件を確認する
新しい依頼でも同じ編集境界と検証手順が適用され、長い前置きを再入力する必要がなければ完了です。
確認結果には、実行した操作、得られた証拠、未確認事項を残します。成功したときだけでなく、途中で止めた理由も記録します。
よくあるトラブル
Codex が依頼範囲を越えた
作業を止め、差分を確認します。対象ファイルと変更禁止範囲を依頼文へ追加し、承認した範囲だけを再実行します。
完了したか判断できない
「実装する」のような曖昧な条件を、ファイル、コマンド、画面、レビュー結果など観測できる条件へ置き換えます。
次のステップ
次は Level 5 で、委任範囲を一段広げます。
関連リンク
クイズ