コンテンツにスキップ
LinkedInX

Codex の始め方

対象読者: Codex を CLI、IDE、Web、アプリのどこから使うべきか判断したい開発者
前提知識: ChatGPT の主要機能 を読んでいること

Codex は、同じ ChatGPT アカウントに接続しながら、複数のアクセスポイントから使えます。重要なのは、画面やアプリの違いだけではなく、「どこでコードを読み、どこでコマンドを実行し、どこまで Codex に任せるか」です。

OpenAI の公式 Codex manual では、Codex の主なアクセスポイントとして Codex app、Codex CLI、Codex IDE extension、Codex web が説明されています。ここでは、2026年6月27日時点で確認した範囲にもとづき、初心者が迷いやすい使い分けを整理します。[1]

比較表

アクセスポイント実行場所向いている作業注意点
Codex CLIローカル端末ファイル編集、テスト、差分確認、検証[2]コマンド実行権限と作業ツリー管理が必要
IDE extensionローカル IDE編集中コードの修正、補完、レビューIDE の状態とリポジトリ状態を確認する
Codex webクラウドGitHub 連携、Issue 対応、PR 作成、レビュー[3]リポジトリ接続とクラウド権限が必要
Codex appローカルまたはクラウド複数エージェント、長い作業、ワークフロー管理提供 OS、上限、ワークスペース設定を確認する
ChatGPT mobile / web 連携ChatGPT 画面外出先の指示、レビュー、軽い確認本格的な検証は CLI や web と組み合わせる
この表は横方向にスクロールできます。キーボードでは、表にフォーカスして左右の矢印キーを使用してください。

Codex CLI

Codex CLI は、ターミナルから使うアクセスポイントです。ローカルの作業ツリーを読み、ファイル編集、コマンド実行、テスト、差分確認を行います。

向いている作業:

  • 既存リポジトリの小さな修正
  • テスト失敗の原因調査
  • ドキュメント更新
  • リファクタリング
  • git diff を見ながらの確認

CLI は強力ですが、ローカル環境で実際にコマンドを実行します。破壊的なコマンド、秘密情報、外部サービスへの書き込み、本番操作には明確な承認ルールが必要です。

Codex IDE extension

Codex IDE extension は、VS Code、Cursor、Windsurf などの IDE から Codex を使うアクセスポイントです。編集中のファイル、選択範囲、エラー表示、プロジェクト構造を見ながら指示できます。

向いている作業:

  • 今開いているコードの説明
  • 関数単位の修正
  • テスト追加
  • 型エラーの修正
  • レビューコメントへの対応

IDE extension は、開発者が自分でコードを見ながら Codex に補助してもらう使い方に向いています。完全委任よりもペアプログラミングに近い利用形態です。

Codex web

Codex web は、GitHub リポジトリと接続し、クラウド環境でタスクを委任するアクセスポイントです。Issue やタスクをもとに実装し、差分を作り、PR まで進める用途に向いています。

向いている作業:

  • GitHub Issue からの実装
  • 複数ファイルにまたがる修正
  • コードレビュー
  • PR の作成
  • クラウド環境での並列タスク

Codex web では、GitHub 接続とリポジトリ権限が重要です。どのリポジトリにアクセスできるか、PR を作れるか、CI を実行できるかを事前に確認します。

Codex app

Codex app は、エージェント作業をまとめて扱うためのアプリ型アクセスポイントです。OpenAI は Codex app を、複数エージェントや長い作業を管理する command center として説明しています。

向いている作業:

  • 複数タスクを並列で進める
  • 長い実装作業を追跡する
  • ローカルとクラウドの作業を切り替える
  • スキルやワークフローを使って定型作業を進める

提供 OS、待機リスト、プラン、利用上限は変わる場合があります。導入時は公式 Codex ページを確認します。

ローカル作業とクラウド作業の違い

観点ローカル作業クラウド作業
主なアクセスポイントCLI、IDE extension、app のローカルワークフローCodex web、app のクラウドワークフロー
コードの場所自分のマシン接続されたクラウド環境
権限設計ファイル・コマンド・ネットワーク・承認GitHub 権限・クラウド実行・PR 権限
向いている場面手元で確認しながら進める作業委任、並列化、レビュー、PR 作成
この表は横方向にスクロールできます。キーボードでは、表にフォーカスして左右の矢印キーを使用してください。

利用形態の選び方

  1. 手元のリポジトリで作業したいなら CLI
  2. IDE でコードを見ながら一緒に直したいなら IDE extension
  3. GitHub 上のタスクをクラウドで任せたいなら Codex web
  4. 複数エージェントや長い作業を管理したいなら Codex app
  5. 外出先で軽く指示・確認したいなら ChatGPT 画面やモバイル連携

まとめ

  • Codex は同じ ChatGPT アカウントに接続しながら、CLI、IDE、web、app で使える
  • CLI と IDE はローカル作業、web は GitHub 接続を使うクラウド作業に向いている
  • app は複数エージェントや長い作業の管理に向いている
  • 利用形態を選ぶときは、コードの場所、実行権限、レビュー方法、PR の流れを先に決める

参考文献

  1. OpenAI, Codex documentation
  2. OpenAI, Codex CLI
  3. OpenAI, Codex web

最新のリリースやアップデートの詳細は、公式サイト・公式ドキュメントを確認してください。

クイズ