ChatGPT は、単なるチャット画面ではなく、検索、ファイル分析、画像、音声、文書編集、タスク管理、社内情報連携、調査、コーディング支援を組み合わせた作業環境です。機能を名前で覚えるよりも、「何をしたいときに使うか」で整理すると選びやすくなります。
このページは 2026 年 6 月 14 日時点の公式情報をもとにした整理です。機能名、上限、対応プランは変わるため、最新情報は OpenAI Help Center で確認してください。
| 機能 | 主な用途 |
|---|---|
| チャット | 質問、相談、文章作成、アイデア整理 |
| Web 検索 | 最新情報、公開情報、出典確認 |
| ファイルアップロード | PDF、表、画像、資料の読み取り |
| データ分析 | CSV、Excel、表形式データの集計・可視化 |
| 画像生成・画像理解 | 画像作成、画像の説明、デザイン案の検討 |
| Voice mode | 音声会話、移動中の相談、発話練習 |
| Canvas | 文書やコードを横に置いて編集する作業 |
| Projects | 複数会話・ファイル・指示をまとめた継続作業 |
| Tasks | 指定したタイミングでのリマインドや定期処理 |
| Custom GPTs | 特定用途の ChatGPT を作る |
| Apps / Connectors | Google Drive、SharePoint、GitHub など外部情報との接続 |
| Deep Research | 複数情報源を調べる調査レポート作成 |
| ChatGPT agent | Web 操作、調査、ファイル処理、表計算編集などを組み合わせた複雑なタスクの実行 |
| Codex | コード作成、修正、レビュー、PR 作業 |
| Sora | 動画生成・動画関連の作業 |
チャットは、ChatGPT の基本機能です。質問に答える、文章を整える、計画を作る、コードを説明する、学習内容を確認するなど、最も広い用途で使います。
初心者にとって重要なのは、最初から完璧な指示を書こうとしないことです。目的、背景、制約、出力形式を少しずつ足していくと、回答の精度が上がります。
Web 検索
Section titled “Web 検索”Web 検索は、ChatGPT が公開 Web の情報を参照して回答する機能です。製品情報、ニュース、ドキュメント、価格、リリース情報など、変わりやすい内容を扱うときに使います。
使う場面の例:
- 最新の公式ドキュメントを確認する
- 競合製品や料金を比較する
- 出典付きの調査メモを作る
- 古い知識で回答していないか確認する
ファイルアップロード
Section titled “ファイルアップロード”ファイルアップロードは、PDF、テキスト、画像、表計算ファイルなどを ChatGPT に渡して質問できる機能です。資料を読ませて要約する、論点を抽出する、文章を比較する、画像内の内容を説明するなどに使います。
機密情報を含むファイルを扱う場合は、個人プランではなく組織のデータポリシーに沿った Business、Enterprise、Edu などのワークスペースを使うことを検討します。
データ分析は、表形式データを読み取り、集計、フィルタリング、グラフ化、傾向分析を行う機能です。CSV や Excel を扱う業務で特に便利です。
向いている作業:
- 売上データの月次集計
- アンケート結果の分類
- 異常値の確認
- グラフや表の作成
- 分析手順の説明
画像生成・画像理解
Section titled “画像生成・画像理解”ChatGPT は、画像を生成したり、画像の内容を説明したりできます。ブログ用のラフ案、UI の方向性、教材用の図解、写真の内容確認などに使います。
ただし、ブランドロゴ、人物画像、権利関係がある素材、医療・法律・金融などの高リスク領域では、生成物をそのまま使わず、人間が確認します。
Voice mode
Section titled “Voice mode”Voice mode は、音声で ChatGPT と会話する機能です。スマートフォンでの利用、移動中の相談、英会話練習、アイデア出し、画面を見ながらの説明などに向いています。
プランや環境によって、利用できる音声、ビデオ、画面共有、利用上限は異なります。音声モードはすべてのツールに対応しているとは限らないため、ファイルや画像生成を伴う作業では通常のチャット画面も使います。
Canvas
Section titled “Canvas”Canvas は、文章やコードをチャットとは別の作業面として開き、編集を進める機能です。長い文章、仕様書、メール、コード、設計メモなどを何度も修正する場合に向いています。
チャットが「会話の流れ」だとすると、Canvas は「編集対象の原稿」です。完成物を育てる作業では Canvas が便利です。
Projects
Section titled “Projects”Projects は、複数の会話、ファイル、指示をまとめて管理する機能です。特定のプロジェクトについて、毎回同じ背景説明をしなくても、関連資料や方針を参照しながら作業できます。
例:
- 新規サービスの企画
- 採用広報の文書作成
- 研究テーマの文献整理
- 開発プロジェクトの仕様検討
Tasks は、指定したタイミングで ChatGPT にリマインドや定期的な確認をさせるための機能です。朝の予定確認、週次レビュー、定期的な調査、期限前の通知などに使います。
自動化の第一歩として便利ですが、外部システムを実際に操作する処理では、Apps、Codex、API、社内ワークフローとの役割分担を考えます。
Custom GPTs
Section titled “Custom GPTs”Custom GPTs は、特定の目的に合わせて ChatGPT の振る舞い、知識、ツールを設定したものです。問い合わせ対応、文章レビュー、学習支援、社内ルール確認など、繰り返し使う作業を型にできます。
Business や Enterprise では、ワークスペース内で共有する GPTs を管理できます。公開範囲と参照データには注意します。
Apps / Connectors
Section titled “Apps / Connectors”Apps と Connectors は、ChatGPT が外部ツールや社内情報にアクセスするための仕組みです。OpenAI は 2025 年 12 月以降、従来の connectors を apps という呼び方に統合する方向を説明しています。
代表的な接続先には、Google Drive、SharePoint、Slack、GitHub、Atlassian などがあります。組織利用では、管理者が有効化、権限、ロール、アクション制御を確認します。
Deep Research
Section titled “Deep Research”Deep Research は、複数の情報源を調べ、構造化された調査レポートを作る機能です。通常の検索よりも、長めの調査、比較、背景整理、出典確認に向いています。
向いている作業:
- 市場調査
- 技術比較
- 法規制や標準の初期調査
- 競合分析
- 長い意思決定メモの作成
ChatGPT agent
Section titled “ChatGPT agent”ChatGPT agent は、調査だけでなく、Web サイトの操作、アップロードしたファイルの処理、Apps 経由の情報参照、フォーム入力、表計算ファイルの編集などを組み合わせて、複数ステップのオンライン作業を進める機能です。OpenAI は 2025 年 7 月 17 日に発表し、現在は対象プランでツールメニューから agent mode を選ぶか、入力欄で /agent と入力して開始できます。
ChatGPT agent は、画面を操作するビジュアルブラウザ、データ分析やコード実行に使う Code Interpreter、Apps、対応コマンドを実行するターミナルなどをタスクに応じて使い分けます。途中で追加指示を出す、ブラウザ操作を引き継ぐ、停止するといった制御も可能です。
向いている作業:
- 複数サイトを調査し、結果を表や資料にまとめる
- カレンダーやメールなどの情報を参照して予定を整理する
- Web フォームへの入力や定型的なオンライン作業を進める
- 既存の表計算ファイルを更新し、分析結果を反映する
Agent にログイン済みサイトや Apps を使わせると、メール、ファイル、アカウント設定などの機密情報へアクセスできる場合があります。必要な Apps だけを有効にし、影響の大きい操作では確認画面を読み、異常な動作があれば停止してください。プロンプトインジェクションのリスクもあるため、「メールを確認してすべて処理する」のような範囲の広い指示は避けます。
詳しくは OpenAI 公式の ChatGPT agent の紹介 と ChatGPT agent Help Center を参照してください。
Codex は、コードの作成、修正、レビュー、テスト、PR 作業を支援するコーディングエージェントです。ChatGPT の会話でコード相談をするだけでなく、CLI、IDE、web、app から実際のリポジトリに対して作業できます。
詳しくは Codex の利用入口 を参照してください。
Sora は、動画生成・動画編集に関わる OpenAI の製品です。ChatGPT と同じアカウントやクレジット体系と関係する場合がありますが、通常のテキストチャットや Codex とは用途が異なります。
動画素材を作る、短い映像案を検討する、クリエイティブ制作の下書きを作るといった用途で考えます。
- ChatGPT は、チャット、検索、ファイル、データ分析、画像、音声、Canvas、Projects、Tasks、GPTs、Apps、Deep Research、Agent を組み合わせて使う
- 最新情報は検索、長い調査は Deep Research、資料処理はファイルとデータ分析が向いている
- 複数ステップのオンライン作業は ChatGPT agent が向いているが、Apps、ログイン、確認操作の範囲を限定する
- 継続的な作業は Projects、編集作業は Canvas、定型用途は Custom GPTs が便利
- 外部ツールや社内情報を扱う場合は Apps と管理者設定を確認する
- コードベースを実際に操作する作業は Codex の担当領域になる
このページの外部仕様・背景情報は、参考文献を参照してください。[1][2]
- OpenAI, Codex documentation
- OpenAI, OpenAI API documentation