コンテンツにスキップ
LinkedInX

上級テクニック

読了 5分 + 実践 30分

対象読者: 基本的なプロンプトを習得し、さらに精度を上げたい方
前提知識: UIプロンプトの基本を読み終えた方

基本的なプロンプトの書き方を覚えたら、次は「一度のプロンプトで完璧なものを作ろうとしない」という発想に切り替えましょう。AIデザインは会話の連続で完成させるものです。


1. チェーンプロンプト(段階的な改善)

Section titled “1. チェーンプロンプト(段階的な改善)”

最初から完璧なプロンプトを書こうとせず、ベースを作ってから改善を重ねます。

ステップ1:基本構造を作る

SaaSのランディングページを作ってください。ヒーロー・機能紹介・価格テーブル・
CTA セクションを含みます。Tailwind CSS を使って。

ステップ2:特定のセクションを改善する

お問い合わせフォームに、適切なエラーメッセージ付きのフォームバリデーションを追加してください。

ステップ3:詳細を調整する

価格テーブルの「スタンダード」プランをハイライト表示に変えてください。
背景色を blue-600 にして、「おすすめ」バッジを追加します。

こうした段階的な改善は、一度に全要件を伝えるより精度が上がります。


既存のコードやデザインパターンを参照して、一貫性を保ちます。

この既存のコンポーネント構造を参考に、同じアーキテクチャで
商品一覧ページを Tailwind CSS でスタイリングしてください。

[既存のコンポーネントコードをここに貼り付け]

自分のコードベースにあるボタンやカードのコードを参照させることで、既存デザインとの一貫性が生まれます。


AIに「どんな専門家として答えるか」を設定すると、出力の質が変わります。

SaaSプロダクト専門のUI/UXデザイナーとして、価格セクションのHTMLとCSSを作ってください。
アクセシビリティを専門とするフロントエンドエンジニアとして、
このフォームのWCAG 2.1 AA 準拠を確認・修正してください。

4. アクセシビリティ対応を組み込む

Section titled “4. アクセシビリティ対応を組み込む”

アクセシビリティ要件をプロンプトに含めると、最初から使いやすいUIが生まれます。

WCAG 2.1 AA 準拠のフォームを作ってください:
- すべての入力欄に適切な aria-label を設定
- キーボードナビゲーション対応
- フォーカス時のビジュアルインジケーター表示
- エラーメッセージは role="alert" でスクリーンリーダーに通知

プロンプトの精度を上げる7つのチェックリスト

Section titled “プロンプトの精度を上げる7つのチェックリスト”

複雑なUIを依頼するとき、以下の項目を確認してからプロンプトを送ります。

項目チェックポイント
フレームワークTailwind / Bootstrap など明示したか
レスポンシブブレークポイントを数値で指定したか
カラーヘックスコードまたはTailwindクラスを記載したか
タイポグラフィフォント名・サイズ・ウェイトを含めたか
インタラクションホバー・フォーカス・クリック時の挙動を記述したか
アクセシビリティariaラベルやフォーカス対応に言及したか
改善方針チェーンで改善するか、一度に全要件を渡すか決めたか

よくある失敗パターンと改善方法

Section titled “よくある失敗パターンと改善方法”

「全部一度に作って」は失敗しやすい

❌ 「ランディングページ全体を完璧に作って。ヒーロー・機能・価格・FAQ・フッターすべて含めて、アニメーションあり、レスポンシブ、Tailwind、アクセシビリティ対応で。」

AIの出力は長くなるほど質が落ちやすくなります。セクションごとに分割して依頼しましょう。

✅ セクションを1つずつ依頼し、確認してから次に進む


コンテキストを使い回す

前のプロンプトで決めたデザイン方針(カラーパレット・フォント・コンポーネント構造)は、次のプロンプトでも参照するよう指示します。

先ほど作成した価格テーブルのデザインシステム(カラー・フォント・角丸・シャドウ)を
維持したまま、FAQセクションを作ってください。
クイズ