Level 2: Integrator — MCP でツールと連携する
CLAUDE.md でプロジェクトを理解させた次のステップは、Claude に外部ツールを「使わせる」ことです。MCP(Model Context Protocol)を設定すると、Claude が GitHub Issues を直接読んだり、Slack にメッセージを送ったりできるようになります。
対象読者: CLAUDE.md を作成済みで、GitHub・Slack・Notion などのツールと Claude Code を連携させたい方。
学習時間の目安: 読了 20分 + 実践 30分
MCP(Model Context Protocol)とは
Section titled “MCP(Model Context Protocol)とは”MCP(Model Context Protocol)は、Claude が外部ツールやサービスと通信するための標準プロトコルです。USB-C のような存在で、一度規格を決めておけば、さまざまなツールを同じ方式でつなげられます。
Claude Code
↕ MCP(共通プロトコル)
┌──────────────────────────────────────┐
│ GitHub │ Slack │ Notion │ DB │
└──────────────────────────────────────┘MCP がない場合、Claude はファイルシステムとコード実行のみ操作できます。MCP を設定することで、外部サービスの情報を取得したり操作したりできるようになります。
代表的な MCP サーバー一覧
Section titled “代表的な MCP サーバー一覧”| MCP サーバー | できること |
|---|---|
| GitHub | Issue・PR の読み取り・コメント、リポジトリ操作 |
| Slack | メッセージ送信・チャンネル・スレッドの読み取り |
| Notion | ページ・データベースの検索・作成・更新 |
| Google Drive | ファイル検索・読み取り・作成 |
| PostgreSQL | SQL クエリ実行・スキーマ確認 |
| Puppeteer | ブラウザ操作・スクリーンショット・スクレイピング |
settings.json への追加方法
Section titled “settings.json への追加方法”MCP サーバーはプロジェクトの .claude/settings.json に設定します。
your-project/
├── .claude/
│ └── settings.json ← MCP の設定ファイル
└── CLAUDE.mdGitHub MCP の設定例
Section titled “GitHub MCP の設定例”{
"mcpServers": {
"github": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"],
"env": {
"GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "ghp_your_token_here"
}
}
}
}GitHub Personal Access Token は github.com/settings/tokens で取得してください。repo スコープが必要です。
Slack MCP を追加する場合
Section titled “Slack MCP を追加する場合”{
"mcpServers": {
"github": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"],
"env": {
"GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "ghp_your_token_here"
}
},
"slack": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-slack"],
"env": {
"SLACK_BOT_TOKEN": "xoxb-your-token-here",
"SLACK_TEAM_ID": "T0XXXXXXXXX"
}
}
}
}settings.json を作成・更新したあと、Claude Code を再起動するとツールが有効になります。
実際に使ってみる(汎用例)
Section titled “実際に使ってみる(汎用例)”MCP を設定した状態でできる操作の例です。
GitHub Issue の内容を読んで実装する
Section titled “GitHub Issue の内容を読んで実装する”> GitHub の Issue #12 を読んで、要件を整理してください。Claude が Issue の本文・コメント・ラベルを読んで内容を整理します。
> Issue #12 の要件に従って、src/routes/users.py に GET /users/{id} エンドポイントを追加してください。Issue の内容を踏まえた実装を直接行います。
Slack のメッセージを取得する
Section titled “Slack のメッセージを取得する”> #dev-general チャンネルの直近10件のメッセージを確認してください。Notion でドキュメントを検索する
Section titled “Notion でドキュメントを検索する”> Notion で「API 設計」に関するページを検索してください。Level 2 の限界
Section titled “Level 2 の限界”MCP 連携は強力ですが、この段階ではまだ毎回 Claude に手動で指示する必要があります。
- 新しい Issue ができるたびに「Issue #X を読んで実装して」と打つ
- 同じ形式の依頼を毎回入力する
この繰り返しをなくすのが Level 3 のカスタムコマンドです。
実践チュートリアル
Section titled “実践チュートリアル”手を動かしながら学びたい場合は、チュートリアルを参照してください。