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Level 0: Terminal Tourist — プロンプトして祈る

Claude Code をインストールした直後、多くの人が「とりあえず質問する」ところから始めます。しかし、プロジェクトに関するコンテキストを与えないまま使うと、返ってくる出力がプロジェクトの実態と合わず「なんか使いにくい」という印象で終わりがちです。Level 0 の典型的な失敗パターンを知ることで、Level 1 への道が見えてきます。

対象読者: Claude Code を初めてインストールした方、またはインストール済みだが活用できていないと感じている方。

学習時間の目安: 読了 10分 + 実践 10分


Level 0 は 「プロンプトして祈る」 段階です。

Claude Code を起動し、プロジェクトの構成や技術スタックを伝えずにこう打ちます:

> ログイン機能を実装して

すると大量のコードが返ってきます。しかし…

  • どのファイルに当てはめればよいか分からない
  • プロジェクトで使っているフレームワーク・ライブラリを Claude は知らない
  • 「やり直して」と言ったら今度は全然違う構成のコードが返ってきた

これは Claude Code の問題ではなく、コンテキストを与えていないことが原因です。

パターン 1: コンテキストなしで質問する

Section titled “パターン 1: コンテキストなしで質問する”
# ❌ よくある失敗(プロジェクトの情報が何もない状態)
> API エンドポイントを追加して

# ✅ Level 1 以上の使い方(Claude がプロジェクトを理解している状態)
> src/routes/ にユーザー一覧を返す GET /users エンドポイントを追加してください。
> フレームワークは FastAPI で、既存のエンドポイントと同じ形式にしてください。

Level 0 の指示では、Claude はプロジェクトで何を使っているかを知りません。汎用的なコードが返ってくる場合でも、それがプロジェクトに適合するかは運任せです。

パターン 2: 毎回技術スタックを説明する

Section titled “パターン 2: 毎回技術スタックを説明する”

毎セッションのたびに「このプロジェクトは Python + FastAPI で、PostgreSQL を使っていて…」と説明するのは時間の無駄です。この問題は Level 1 で学ぶ CLAUDE.md を使えば解決できます。

パターン 3: 出力をそのままコピペする

Section titled “パターン 3: 出力をそのままコピペする”

返ってきたコードをそのまま貼り付けたら、プロジェクトで使っていないライブラリが import されていてエラーになった、というのは Level 0 の典型的な結末です。

Claude Code はファイルを直接編集できます。コピペが必要な使い方は Level 0 のサインです。

Claude Code をまだインストールしていない場合は、以下の手順で始めてください。

# npm でグローバルインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

# インストール確認
claude --version

# プロジェクトのディレクトリで起動
cd your-project
claude

初回起動時に Anthropic アカウントへのログインが求められます。claude.ai または API キーでログインしてください。

Level 0 から抜け出すために必要なことはシンプルです:

  1. CLAUDE.md を作る — プロジェクトの技術スタックと構成を Claude に教える設定ファイル
  2. 基本コマンドを覚える/help, /clear, /memory

どちらも Level 1 で学びます。


手を動かしながら学びたい場合は、チュートリアルを参照してください。

このレベルの実践チュートリアル →

Level 1: User — CLAUDE.md と基本コマンドを使いこなす